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とわずがたり

梅雨はどこ行っちゃったの~?というお天気。
比較的カラっとして朝晩涼しいのは助かるのですが、
今後の天候具合がどうなるのか、気になるところです。
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ここ最近、作った人形が手元を離れるのは惜しくない?…という問いを
たて続けに受けることがありました。
自分の制作スタンスとか、意味とか、そんなことに改めて思いを巡らせたりして
苦手ながらも言葉にしてみようかな、と思います。上手くまとまるかな…?

「人形」というものに何故かとても惹かれて、作り続けてきて、
今では人形制作が生きる意味のようになっているけれど。
たぶん自分が作りたいのは、アートとおもちゃとの中間くらいの存在。
対峙したときにそれくらいの距離感に居てくれるのが心地好いんだと思います。

人形という形態を借りて、自分の想いを表現したい。
だから人に見てもらう時には、作品単体だけでなく、それが在る空間も感じてもらいたい。

でも最終的にはそれを気に入ってくれた誰かのものになって
その人と日々を共にして欲しい。それが人形の完結した形だと思うから。
だって「お人形」はとても個人的な存在だと思うから。

作品を作り上げて、展示した時点で、自分自身の想いに先ずピリオドを打てる。
そして想いを受け止めてくれた人に所有されて、今度は新たな物語が始まる。
その先はもう作者が関われる領域ではないのだけれど…。

でも手元に置いて下さっている人が、大事に愛情を注いでくれていることを
垣間見ることが出来たら、もう、それは本当に嬉しくて幸せで。

創りたいという想いが在る限り、作れる環境が在る限り、
誠実に続けていこう…。そんな風に思います。

ああ、やっぱり言葉にするのは難しい。
でも少しは自分自身にも気持ちの整理が出来ていいのかもしれない。
言い擱くことも、たぶん大事なこと。






by seikopuppe | 2017-06-17 11:17 | 雑記 | Comments(0)
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