ずいぶん長く更新せずに放置しておりました、こちらのブログ。
ずっとずっと気にはなっていたのですが、
身体の不調やそれに伴うメンタルの下降で、どうしても手付かずになってしまいました。
今もこんな有様の世情で、気が塞ぐのはどうしようもありません。
それでも沈みそうな己を、内の何処かから鼓舞しようとする部分もあり…。
全国的に自粛ムードの中でも、頑張って予定通りに開催される催しもあります。
そんな春の展示に参加致します。
この様な状況下で是非おいで下さいとは申し上げにくいですが、
ほんのひとときでも明るく華やかな空気を感じて頂けたらと思います。
私は2作品を出品予定です。
作品タイトル「Traumland」
少女らしい矜持を漂わせた雰囲気を出したいと思いました。
胸飾りはアンティーク素材で、かなりダメージもあるのですが
どうしても使いたかったものです。
もうひとつの作品は自分としてはかなり冒険しました。
作品タイトル「sonnet」
ヴィンテージの柱時計の箱を使用しています。
扉を開けるとこんな感じ。
リルケの連作詩「オルフェウスへのソネット」の一節からイメージを膨らませました。
人形はほぼ初めて作った固定ポーズ。
そしてもとになった詩は手書きのカリグラフィーです。
迷走しながらも形にしてみました。
展示が人形と絵をテーマに掲げられているので、
絵画的なアプローチで作ってみたい気持ちもありました。
正直、お目にかけるのはドキドキです…。
ご無理なく、会場で直にご覧頂けたら幸いです。